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東京宝石倶楽部

身分証明書、宝石買取に必要? 他に必要なものは何があるのでしょうか

  • 執筆者の写真: 東京宝石倶楽部
    東京宝石倶楽部
  • 4月25日
  • 読了時間: 6分

更新日:4月29日

カード類をバックに入れるイメージ

「宝石買取で、身分証明書が必要と言われて」

「あやしいね」

架空の会話です。しかし、ありえない会話とも言えませんね。

宝石買取には、持参いただく必要があるものがいくつか存在します。


身分証明書は法律の定め

 

宝石買取時に、身分証明書は必須です。

なぜなら、法律で定められているからです。

「古物営業法」による決め事です。

 

これには、明確な理由があります。「盗品等の売買の防止」。真っ当は方であれば?かもしれませんが盗品、つまり盗んだものを買取に出すという行為があるのです。

宝石ではありませんが、2024年に「純金製の茶わん」事件というのがありました。盗まれた純金製の茶わんを買取店が買取り、さらにそれが別の買取店へと転売されていたという事件です。


もっとも盗品だとわかっていながら、買い取るといった行為をしているお店の報道もたまにあります。表明化するのは、警察が摘発した時です。数年前、これも宝石ではないですが大規模な摘発があったという報道が出ています。

古物商、つまり買取店は「防犯三大義務」の順守が義務付けられていて、身分証明書で本人確認をすることは必須なのです。

 

宝石買取で多く認められる身分証明書は、下記です。

なお店舗によって多少異なりますので、事前確認しておくのが無難です。

 

  • 運転免許証

  • 健康保険証

  • パスポート

  • マイナンバーカード

  • 住民基本台帳カード

  • 住民票、印鑑証明書

  • 身体障害者手帳

  • 特別永住者証明書、もしくは在留カード

  • 学生証(学生の場合)

 

他にも福祉手帳、敬老手帳などを身分証明書として使えるお店もあります。なお現住所が確認できるかどうかが大きなポイントなので、運転免許証や健康保険証を使おうと考えている方は、裏面などで現住所が確認できる状態にして見せてください。

なお保険証の「被保険者等記号・番号」やマイナンバーカードの「個人番号」は不要です。在宅オンライン買取や宅配買取などで来店せずに品物を送る際にコピーを同梱される方は、これら大事なデータを提供しない(写真に写さなかったりマスキングする)といったように、注意を払うのが無難です。


その他に必要なもの


手のひらにのせサファイアのネックレス

その他に必要なものですが、「(買取を依頼したい)商品」です。

これはあたり前ですから、宝石買取に必要なもの≒身分証明書、と考えておくとよさそうです。

※ただし、年齢が18歳~19歳(高校生以外)の場合は親の同意書が必要です。またお店や自治体による定めの違いが大きいので、この年齢の方はそもそも買取をしてもらえるかも含め、必ずお店に事前確認しまししょう。

 

余談ですが、買取をしてもらいたい品物を持って来店できない方も時おりいらっしゃいます。うっかりしていたという理由ではありません。

「家にたくさんあって、持ってこれない」

「高価そうなものもあるので、持ち運びたくない」

「大型で重くて、持ち運べない」

といった理由です。この場合は買取というより、まずは相談ですね。「そのお店ですべて買い取ってもらうか、相談してから決めたい」といった時です。もしかすると高い価値のあるものが含まれているかもしれません。慎重に決めるのは当然のことです。

 

こういった相談はもちろん可能です。

スマホ画面にうつったダイヤモンドの指輪の写真

しかし言葉で品物の説明をいただくだけだと、なかなか判別しづらいこともあります。査定したい品物の写真は必ず持参いただきたいです。

 

また宝石といえないものも多いので当店への依頼は少ないですが、大きな石の置物の買取相談もいただきます。たとえば翡翠などの置物です。この場合は、お客様が持ち運びするのはなかなか難しいですので、やはり写真が重要な判断材料になります。

 

買取方法は店舗だけでなく、出張買取という方法もとれます。

東京宝石俱楽部でも東京、および近郊の都市には出張買取に伺っています。価値が高そう、数が多いといった場合は、お気軽にご相談ください。

もちろん来店での相談ではなく、LINEで事前査定が最近の主流です。LINE査定時点では身分証明書などの提示も不要ですので、簡単でスピーディーに査定額を知ることができます。


査定額の確認だけでも歓迎、お気軽にご連絡ください


気になる鑑定書、鑑別書

 

多くの方が気にしているのが、「鑑定書がないといけいのだろうか」ということです。結論、なくてもまったく大丈夫です。

グレーディングレポートとも呼ばれる鑑定書は、ダイヤモンドにのみ発行されます。ダイヤモンド4C(色、研磨、透明度、重さ)についての評価が記載されています。

 

鑑別書(宝石鑑別書)は、ダイヤモンド以外の宝石にも発行されます。

鑑別書に記されているのは、その宝石についての科学的な検査に関する情報です。

ここでポイントは、ダイヤモンドの鑑定書は評価なのに対して、鑑別書は情報のみということです。

ダイヤモンドと鑑定書

つまりダイヤモンドは、鑑定書があれば基本的な評価がされているのです。一方で他の宝石について情報のみの鑑別書なのは、評価ができないからです。

ダイヤモンド以外の宝石、多くは色石については統一の基準がないので、評価を記すことが不可能なのです。

 

鑑定書、あるいは鑑別書がなしでも査定や買取にはまったく問題なしと書いたのは、経験豊富なプロの鑑定士であればそれらに記載してある内容は、現物を見ればわかるからです。「鑑定書(鑑別書)を持参してもらった方がいいです」と強くすすめてくるお店は、現物を見てもわからない、つまりは経験があまりない鑑定士が査定している可能性が高いのです。

東京宝石俱楽部は鑑定書がなくてもまったく気にせず、査定、買取いたします。鑑定士の経験によっては、当店のようにLINEで送った画像だけでかなり高い精度の査定額を出せるでしょう(もっとも、その査定額をLINEで正しく返すかどうかは別ですが)。

 

鑑定書、鑑別書とは別に保証書というのもありますが、それはそのブランドなどが発行する書類です。基本的には破損、紛失や盗難といった場合に役立つことが多いですが、確かにそのブランドの品物だという証明にもなります。

これも鑑定書や鑑別書と同じく、なくてもまったく構いません。経験のない鑑定士はこれがないとそもそも査定ができないといったこともあり得ますが、そうでなければまったく問題ありません。

 

指輪やネックレス、ルースも査定いたします


来店なしでの買取の場合


昨今は店舗に行かずに買取、といったケースも増えています。

宅配買取、あるいは東京宝石倶楽部がおこなっているような在宅オンライン査定(品物を送っていただき、ネットを通じて説明や相談がおこなえる査定)の場合です。

 

この場合も、買取をすることに変わりはありませんので、身分証明書は必須です。品物を送る時にコピーを同梱していただいたり、ネットで同じく証明書のコピーをアップいただく方法もよくとられます。

お店によって証明書として認められる種類に多少違いがありますので、よく確認しておくのが無難です。

なおLINE査定の段階では、身分証明書はもちろん不要です。

写真とわかる範囲の情報(簡単なものでもまったく構いません)だけを記して、お気軽に依頼ください。

宝石、ジュエリー高額買取。安心もプラス。

宝石、ジュエリーの専門店、東京宝石倶楽部は、LINEの簡単なやり取りで正確な査定額をお出しします。 東京近郊はもちろん、全国から買取をしています。



この記事の監修者

東京宝石俱楽部ロゴ

東京宝石倶楽部

この記事は日本一の宝石街に店舗がある専門店、東京宝石倶楽部が監修しています。


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